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NPO法人子どもセンターぽるとは、2014年12月より、
養育放棄や虐待などで「今日泊まる場所がない」という
子どもたちが羽を休めるための場所として、
新潟で「子どもシェルターぽると」を運営しています。
私たちは、まわりのおとなからの適切な支援があれば、
子どもたちが子どもたち自身の力を取り戻し、
次のステップへのスタート地点に立つことができるという考えに基づき、
子どもたちを支援します。
※「NPO法人子どもセンターぽると」は、子どもシェルターぽるとを運営する団体です。
設立趣旨書〈2014(平成26)年 1月21日 設立総会にて承認〉(554KB)
「NPO法人子どもセンターぽると」は、
2013年4月より新潟県弁護士会の「子どもの権利委員会」の有志が中心となって
子どもシェルターの運営主体となるNPO法人の発足に向けた準備を開始し、
2014年12月新潟県で初となる子どもシェルターを開所しました。
2013(平成25)年 | 4月25日 | 第1回設立準備会会議開催 |
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6月20日 | 第2回設立準備会会議開催 | |
8月 2日 | 岡山県の子どもシェルター「モモ」の視察 | |
8月22日 | 第3回設立準備会会議開催 | |
9月25日 | 第4回設立準備会会議開催 | |
10月28日 | 第5回設立準備会会議開催 | |
12月 2日 | 第6回設立準備会会議開催 |
2014(平成26)年 | 1月16日 | 第7回設立準備会会議開催 |
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1月21日 | 設立総会開催 | |
4月19日 | シンポジウム「帰る場所のない子どもにシェルターを!」開催 | |
6月27日 | 特定非営利活動法人(NPO法人)子どもセンターぽると成立 | |
12月 1日 | 子どもシェルター「ぽると」開所 |
2015(平成27)年 | 5月24日 | 第1回定期総会 |
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6月6・7日 | ボランティア養成講座開催 | |
11月7・8日 | ボランティア養成講座開催 |
2016(平成28)年 | 5月22日 | 第2回定期総会 |
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7月2・3日 | ボランティア養成講座開催 | |
10月29・30日 | ボランティア養成講座開催 |
2017(平成29)年 | 5月21日 | 第3回定期総会 |
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6月10・11日 | ボランティア養成講座開催 | |
10月21・22日 | ボランティア養成講座開催 |
2018(平成30)年 | 5月21日 | 第4回定期総会 |
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6月16・17日 | ボランティア養成講座開催 | |
11月10・11日 | ボランティア養成講座開催 |
2019(平成31・令和元)年 | 5月27日 | 第5回定期総会 |
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7月27・28日 | ボランティア養成講座開催 | |
11月16日 | ぽると5周年記念シンポジウム |
2020(令和2)年 | 5月31日 | 第6回定期総会 |
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ぽるとのホームページをご覧いただきありがとうございます。
コロナ禍の下で社会や人とのつながりのあり方が大きく変わりつつある中、2020年4月より、足立定夫前理事長を引き継ぎ、NPO法人子どもセンターぽるとの理事長を務めています。責任の重さを自覚しています。もとより力不足ですので、児童相談所をはじめとする関係機関、ぽるとの職員、サポーター、理事の皆さんの力を借りて、子どもたちのために精一杯務めます。
どうぞよろしくお願いします。
「ウチ、ここにいるだけでもう十分がんばってる。」
シェルターへの入所期間が長くなってきた子。退所後の行き先が見えかけてきて、「先が見えてきたね。もう少しがんばって」と声を掛けたのに対して返ってきた言葉です。
誰だって好きでこの場所で過ごしているわけじゃない。そんな子どもたちを受け止める自分たち大人が持つオプションの乏しさ。「支援」という言葉すらおこがましく感じる、私たちの心のどこかに「屋根のある所、衣食住を提供してあげているだけでも十分」といった思い上がりはないか、時にそこをえぐってくるような子どもたちの言葉、「もっと聞いてほしい」、「真剣に向き合ってほしい」という気持ちに、心を揺さぶられる日々が続きます。
「子どもの意見表明権」、「子どもの最善の利益」を実現する、言うは易く行うは難し。その時々、相手によって、子どもが発するメッセージは変わる。でも、そのすべてがその子のありのまま。私は、ぽるとを「ありのままのこの子」を受け止める場であり続けさせたいと願っています。
そして、大人だって悩む、できないこともある。でも必ずこの子のそばにいる、一緒に悩む。無力だからこそ、大人どうしも手をつなぐ。子どもシェルターの先駆者である坪井節子さん(カリヨン子どもセンター理事長)の言葉をお借りすれば、「がっちりスクラムを組む」。
そのスクラムで「子どもを真ん中に置いた支援」を日々模索しながら、子どもたちから学びながら、これからも取り組んでいきます。
ぽるとの運営は、行政からの補助金、民間からの寄付やサポーターとしての関わりなど市民の善意で支えられています。子どもたちを支えるスクラムがさらに大きく広がることを願い、皆さんからのさらなるご支援ご協力をお願い申し上げます。
2020年6月
NPO法人子どもセンターぽると
理事長 | 水内基成 (弁護士) |
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副理事長 | 近藤明彦 (弁護士) |
理事 | 草間真由美 (NPO法人子どもの虐待防止ネット・にいがた代表理事) |
石附幸子 (NPO法人子ども・人権ネットCAPにいがた理事) | |
髙野善晴 (児童養護施設新潟天使園施設長) | |
小池由佳 (新潟県立大学准教授) | |
佐藤昌子 (小児科医) | |
石井葉子 (元家庭裁判所調査官) | |
内山 晶 (弁護士) | |
黒沼有紗 (弁護士) | |
中川雅博 (弁護士) | |
鈴木麻理絵 (弁護士) | |
監事 | 三部正歳 (弁護士) 二宮淳悟 (弁護士) |